スマートドミトリーとは
本当に久しぶりの更新です。この度新潟大学に合格された皆様、本当におめでとうございます。本意で受験された方(もそうでない方も)楽しい大学生活を送れることを祈っております。(本意じゃないから楽しくないだろうとか思ってるアナタ!大丈夫!この大学、半分くらいは不本意入学!)
定型文はこの辺までにしておきまして、今回はそのような背景を踏まえまして、スマートドミトリーについての説明をしたいと思います。(実は今まで書いていなかったことにさっき気づいただけであってこの時期なのは偶然なのですが……)
スマートドミトリー(略 スマドミ)とは
スマートドミトリーとは直訳すると"賢い寮"(賢くないのでものすごく恥ずかしい)、通常4年生から始まる研究活動を1年生の時点から行うことができる部活のことです。活動テーマごとに班に分かれて研究を行っていきます。月に1回の報告会ではスライドを作って他の班、先生方の前で行った研究について発表するという学会さながらの体験ができます。
以下、スマートドミトリーの略語である"スマドミ"を使っていきます。
どんなテーマがあるの?
現在スマドミには
○場を読むネットワークの構築(掲示板などに適用して広告への関心度を測定する顔認識システムの製作)
○人口湿地による排水処理
○汚泥灰からリンを回収する
○エネルギー社会を支える未来材料(水素感知センサーの製作と利用)
○銅酸化物高温超伝導体の作成と評価←我々の班です!
の5班が活動しております。
この中の「人口湿地による排水処理」と「汚泥灰からリンを回収する」の班は年に一度行われるサイエンスインカレという大きな大会の常連です!(とても羨ましい嫉妬)
スマドミに参加する利点は?
これが一番重要ですよね。この時点では4年生からやるようなことを1年からやるって大変でしょ…そもそもやる意味あるの?って思う方も多いと思います。実はこの記事を書いている本人は今年の4月から4年生でもう引退なので、1年生からやってきてよかったと思う点を書いていきたいと思います。
0.
終
制作・著
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冗談はさておき(流行りのものは使いたくなっ てしまいますね)
1.単位が貰える&GPAを稼げる
大学生は単位が貰えるという言葉に弱い生き物なのです……。GPA(Grade Point Average)というのはどれだけいい成績が取れたかを表す指標で、どれだけこれを稼げるかというのが4年次からの研究室選び、大学院入試などに絡んできます。スマドミはそれなりに高い点数が貰えるのでこれだけでもアリかなぁと思います。
2.縦の繋がりが得られる
これは他の部活・サークルでも同じ事かもしれませんが、工学部限定ということもあり、"同じ学科の先輩"と出会える可能性が高くなっております。これが何故利点なのかを理解するには新入生にはまだ早いかもしれませんね。また、月例報告会や懇親会などでいろいろな先生やエンジニアの方々からいろいろな話を伺える機会もまた貴重だった思っています。
3.プレゼン慣れできる
月例報告会ではどの班もスライドを作って、それを使って何人かの前で発表します。たまに大きい規模の発表会があり、それでは100人程度の前で発表することになります。通常講義を受けているだけではそのような経験はできないにも関わらず、プレゼン能力は研究生活や社会に出てからも必須の能力ですので、早いうちからその能力を養える機会はとても貴重です。
4.その道のプロになれる(?)
プロとは少し言い過ぎなところがありますが、実際にそのテーマに関する研究をするにあたっては何もわからない状態でやるわけにもいかないので勉強する必要があります。さらに実際に研究をやるだけではなく、もちろん月例報告会などが存在するため研究内容を他人に説明できなければなりません。またここでさらに勉強する必要があります。こうしてどんどんと穴が埋まっていきプロに近づいていくわけです。私はあまりアクティブに活動する方ではなかったので、力がつくか不安だったのですが、いつのまにかある程度質問に答えることができるようになり、研究内容も説明できるようになっていました。一つ語れる何かがあるというのは大きな自信につながります。
いかがでしたでしょうか、何個か利点を書いてみましたがイマイチ本質が伝わらなかった気がします。言葉にならないスマドミの面白さはやってみなければ分かりません。興味のある方は一度研究室に遊びに来てください!DMでの質問も大歓迎です。
ありがとうございました。
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